巴コーポレーションは後場一段高、業績・配当予想などを増額し注目再燃

株式市場 銘柄

■正午過ぎに第2四半期の連結業績などを発表

 巴コーポレーション<1921>(東1・札幌1)は11月12日の後場一段高となり、午後の取引開始後に東証の値段で6%高の456円(26円高)をつけて出直りを強めている。正午過ぎに第2四半期の連結業績(2018年4~9月、累計)と通期の業績・配当予想の増額修正を発表。第2四半期は従来予想を下回ったが、通期予想は連結営業利益を従来予想比25%増などとし、注目が再燃した。

 体育館などの大規模立体構造建築や橋梁、鉄塔などに実績のある総合建設会社で、3月通期の連結業績見通しを、完成工事高の増加などにともない、売上高は従来予想を2.9%増額して3500億円の見込みとし、営業利益は同じく25.0%引き上げて30億円の見込みに、純利益は同61.1%引き上げて11.0億円の見込みとした。増額後の予想1株利益は73円25銭とした。(HC)

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