【株式市場】日経平均は179円高のあと値を消し小安いがTOPIXやJPX日経400は堅調

株式

◆日経平均は2万1784円17銭(26円35銭安)、TOPIXは1638.56ポイント(0.11ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7315万株

チャート6 11月14日(水)前場の東京株式市場は、取引開始前に発表された日本のGDP(国内総生産・7~9月)などが好感され、花王<4452>(東1)ライオン<4912>(東1)などが高く始まり、日経平均も40円高で始まったあと179円89銭高(2万1990円41銭)まで上げた。その後も11時頃までは堅調に推移。11時頃、中国国家統計局が発表した同国10月の小売売上高が減速したと伝わり、自動車株などが値を消すと、日経平均も値を消し、前引けは軟調で26円35銭安(2万1784円17銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調。半面、TOPIX、JPX日経400は堅調。

 日本航空<9201>(東1)が戻り高値に進み、朝日インテック<7747>(東1)は第1四半期の2ケタ増益のほか国際株価指数MSCIの構成銘柄に採用されたことも注目され活況高。バリューデザイン<3960>(東マ)は第2四半期の赤字脱却などが注目されてストップ高。セグエグループ<3638>(JQS)は第3四半期の2ケタ増益などが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億6691万株。売買代金は1兆1225億円。1部上場2111銘柄のうち、値上がり銘柄数は785銘柄、値下がり銘柄数は1232銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る