【注目銘柄】ハブは「ラグビーワールドカップ2019」の関連銘柄として注目

注目銘柄

■ワールドカップ対応策として一部店舗では開店時間を午後2時に早める

 2019年9月20日(金)~11月2日(土)の期間で「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催される。少し早すぎると思われる向きもあるが、関連銘柄の一つとして英国風パブを多店舗展開するハブ<3030>(東1)に注目したい。

 居酒屋業態は不振と言われているが、同社は毎期最高益更新を継続中である。そのような状況の中で、ラグビーワールドカップの対応策として、10月から一部の店舗では開店時間を午後2時に早め、海外からの観戦客が昼間から酒を飲めるようにしている。既に、英国のラグビーファンの団体からラグビー開催期間中1店舗を貸し切りにしてくれないかという問い合わせもある程で、開催前に海外のラグビーファンの間では、同社が知られている。

 従って、来期の業績拡大に自信を持っているようである。

 ちなみに、今期19年2月期業績予想は、売上高118億50百万円(前期比7.9%増)、営業利益8億円(同2.9%増)、経常利益8億円(同2.5%増)、純利益5億30百万円(同6.5%増)と最高益更新を見込んでいる。

 同社の店舗は、2002年のFIFAワールドカップの時からスポーツ観戦したり、またはビールを飲んだりしてファンと一緒に楽しめる場所として定着していることから、今回の「ラグビーワールドカップ2019」では、日本はもとより、海外からのラグビーファンが試合を観戦した後、集う店舗として選ばれることと予想される。

 株価は、好業績にもかかわらず、最近の株式市場の影響を受け、安値圏で推移している。投資対象としては、注目されるものと思われる。

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