NIPPOは消費増税対策の公共事業など注目されて戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■公共事業も含めた施策で消費増税前の駆け込み需要の反動減を抑えると伝わる

 NIPPO<1881>(東1)は12月11日、大きく出直って始まり、取引開始後に2030円(92円高)まで上げて戻り高値を更新し、10月10日以来の2000円台回復となった。道路舗装の代表格銘柄で、「消費増税対策2兆円、19年度予算案に計上へ、政府、商品券や公共事業増」(日本経済新聞12月11日付朝刊)などと伝えられ、期待が広がったとの見方が出ている。

 報道によると、予算案では、「防災や減災のためのインフラ整備には国費だけで1兆円超の予算措置を見込む」「公共事業による需要を生みだし、消費増税前の駆け込み需要の反動減を抑える」「合わせて自動車や住宅の購入時の減税を実施するほか、飲食料品などの税率を8%に据え置く軽減税率も導入する」などと伝えられた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る