【株式市場】日経平均は一時389円安となり上場2日目のソフトバンクは朝安のあと次第に持ち直す

株式

◆日経平均は2万631円43銭(356円49銭安)、TOPIXは1534.63ポイント(21.52ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億8768万株

チャート12 12月20日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが再び大きく下げたことなどを受けて株価指数の先物が先行安となり、日経平均は207円安で始まった。10月以降の下げ相場で安値を更新。米製薬大手からの事業買収を発表した大正製薬HD<4581>(東1)などは高いが、日経平均は「下っ放れ」のため、先物にヘッジ売りが増加する可能性が言われ、時間とともに下げ幅が広がり、前引けにかけて389円06銭安(2万598円86銭)まで下押した。前引けも356円49銭安(2万631円43銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 上場2日目のソフトバンク<9434>(東1)は朝方一段安となったが時代に持ち直して10時30分頃から小高くなる場面を交えてもみ合い、サンコーテクノ<3435>(東2)はアルコール検知器が材料視されて急反発。キクカワエンタープライズ<6346>(東2)は大幅増益の見通しなどが注目されて再び高値を更新。フェニックスバイオ<6190>(東マ)は日米欧などでの特許取得が材料視されてストップ高。東映アニメーション<4816>(JQS)は業績好調などが注目されて高い。

 東証1部の出来高概算は7億8768万株、売買代金は1兆2774億円。1部上場2130銘柄のうち、値上がり銘柄数は172銘柄、値下がり銘柄数は1921銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る