日本エンタープライズの子会社、いなせりは一般来場者向け鮮魚販売ブースの運営が決定

■東京都が主催する『豊洲市場Oishii土曜マルシェ』(平成31年1月12日より開催)において

 日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社、いなせりは、東京都が主催する『豊洲市場Oishii土曜マルシェ』(平成31年1月12日より開催)において、株式会社テー・オー・ダブリュー(本社:東京都港区)とともに、一般来場者向け鮮魚販売ブースを運営することが決定した。

 東京都は「千客万来施設事業」の実現に向け、5年後の同施設開業まで、豊洲のにぎわいを創出するため、段階的に認知度の向上や仮設施設での集客確保、にぎわいの拡大・定着に向け、今回は取り組みの第一歩として『豊洲市場Oishii 土曜マルシェ』を実施することを発表した。

 平成31 年1月12日から3月30日の毎週土曜日に開催予定の『豊洲市場Oishii 土曜マルシェ』では、鮮魚販売、青果販売、キッチンカーによる飲食提供、豊洲地区の名産品などの販売などが予定されている。

 平成30 年10 月に開場した豊洲市場は、一般向けにオープンした初日に4万人超が来場し、新たな日本の観光スポットとして、現在最も注目を集めている。

 豊洲市場を訪れた一般来場者は、水産卸売場棟2階の通路からガラス越しに1階の競り場を見下ろすことができる場内見学や、包丁、調味料、わさび、のりなどといったプロ向けの約70店舗が軒を連ねる「魚がし横丁」での買い物、また約40店舗の飲食店を楽しむことができるが、豊洲市場で鮮魚を購入できる店舗がないことから、来場者より購入できる店舗があったらという声が寄せられていた。

 このような背景のもと、一般来場者が唯一鮮魚を購入できるのが、今般、いなせりの運営が決定した鮮魚販売ブースとなる。

 同社では、豊洲市場の来場者はじめ、より多くの人達に豊洲仲卸の目利きに適った商品の美味しさを知ってもらい、同時にいなせりのサービス認知度向上に努めていく方針。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る