日本エンタープライズは中古端末買取サービスを9月1日よりスタート

■キッティング業務を請け負う際の中古端末の処分に関する相談に対応

 日本エンタープライズ<4829>(東1)は、中古端末(スマートフォン、携帯電話、PC、タブレットなど)買取サービスを9月1日よりスタートする。

 従来、キッティング業務を請け負う際に、中古端末の処分に関する相談や、処分する際の情報漏洩に関わるセキュリティに対する不安の声が多かった。そこで今回、安心して中古端末を処分できるよう、買い取りサービスを行うこととなった。

 サービスの開始にあたり、大手携帯電話販売会社や、IT関連企業との直接購買の契約を着々と進め、今後さらに拡大させていく計画。

■導入から処分までデバイス周辺に纏わる業務をワンストップで請け負う

 法人で活用されるスマートフォン、タブレット、PCなどのIT機器は「企画・調達・導入・運用・保守・廃棄」という一連のサイクルに沿って利用される。特に廃棄に関しては、業務が後回しになることも多く担当者の手を煩わせる業務が多く発生する傾向にある。同社では導入から処分までデバイス周辺に纏わる業務をワンストップで請け負う。

 また、中古スマートフォンは販売台数179万台(平成29年度、MM総研)にとどまっているものの、どの通信会社でも利用できる「SIMロック解除」が来年7月に義務化される流れを受け、今後益々注目が集まる市場と予想される。

 同社は今後さらに中古端末の買取サービスを拡大させるとともに、派生するビジネス展開を視野に入れ、サービスの幅を広げていく方針。

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