【株式市場】北米景気関連株に続き内需株も動き日経平均は大幅反発し2万円を回復

株式

◆日経平均は2万38円97銭(477円01銭高)、TOPIXは1512.53ポイント(41.37ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億2427万株

チャート3 1月7日後場の東京株式市場は、三井不動産<8801>(東1)が一段とジリ高傾向になるなど、不動産株に強い銘柄が目立ったが、トヨタ自動車<7203>(東1)キヤノン<7751>(東1)は朝方に上げた水準で一進一退になるなど上値が重くなり、日経平均も前引けの水準(551円41銭高の2万113円37銭)をはさんで小動きを続けた。終値は多少値を消したが477円高となり、大幅反発して2万円の大台を回復した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、レオパレス21<8848>(東1)がジリ高傾向を続け、セグエグループ<3968>(東2)は好業績を見直す動きとされて後場寄り後に一段高のあとも強い。データホライゾン<3628>(東マ)は健診受診率向上への支援や糖尿病由来の疾病の重症化予防指導事業などが政策に乗るとされて後場一段高。ワークマン<7564>(JQS)は新形態店舗「ワークマンプラス」がTV番組で取り上げられたことなどが言われて大きく出直った。

 東証1部の出来高概算は14億2427万株(前引けは6億7894万株)、売買代金は2兆4634億円(同1兆1307億円)。東証1部上場2129銘柄のうち、値上がり銘柄数は1964(同2017)銘柄、値下がり銘柄数は142(同94)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電気機器、不動産、その他製品、機械、海運、サービス、非鉄金属、金属製品、パルプ・紙、鉄鋼、などだった。(HC)

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