【株式市場】日経平均は111円安、朝方の117円高を上値に値を消すが好決算株株などは高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7491円51銭(111円26銭安)、TOPIXは1988.30ポイント(4.79ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億1673万株

 2月15日(水)前場の東京株式市場は、日本製鉄<5401>(東証プライム)や日本郵船<9101>(東証プライム)などの鉄鋼、海運株が堅調で続伸基調となり、重工3銘柄も堅調で三井住友FG<8316>(東証プライム)などの銀行・保険株もしっかりとなった。一方、半導体株や電子部品株は米半導体株指数SOXの続伸などで高く始まったが次第にダレ模様となり、大手商社株も小動き。日経平均は取引開始直後の117円50銭高(2万7720円27銭)を上値に値を消し、中盤からは安くなって前引け間際に119円67銭安(2万7483円10銭)まで軟化した。

 シチズン時計<7762>(東証プライム)が一段高となり発行株数の25%に達する7500万株の自社株買いなどを連日好感。ツバキ・ナカシマ<6464>(東証プライム)は決算発表の延期で下げてきたが業績予想の発表を受けて急反発。Robot Home<1435>(東証プライム)は12月決算と今期の大幅増益予想など好感され急伸。スーパーバッグ<3945>(東証スタンダード)は業績予想の大幅増額修正など好感され一時3日連続ストップ高。シェアリングテクノロジー<3989>(東証グロース)は第1四半期の大幅増益など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億1673万株、売買代金は1兆4262億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は603銘柄、値下がり銘柄数は1147銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、保険、銀行、鉄鋼、ガラス土石、海運、証券商品先物、非鉄金属、水産・農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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