そーせいグループがストップ高、次世代がん免疫療法のマイルストン受領

株式市場 銘柄

■欧州の製薬大手アストラゼネカ社から15百万米ドル受領を発表

 そーせいグループ<4565>(東マ)は1月8日、9時半過ぎにストップ高の1078円(150円高)で売買されたまま買い気配となっている。7日の取引終了後、欧州の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)社からのマイルストン15百万米ドルの受領を発表。材料視されている。

 発表によると、アストラゼネカ社と提携して開発する次世代がん免疫療法のマイルストンを達成し、15百万米ドルを受領することになった。開発する「AZD4635」は、強力かつ選択性の高い経口投与可能な低分子のアデノシン2A受容体拮抗薬で、そーせいグループが創製し、2015年アストラゼネカ社にグローバルでの独占的ライセンス供与した。固形がん患者を対象とした単剤およびアストラゼネカ社の抗PD-L1抗体デュルバルマブ(IMFINZI)との併用を評価する第1相臨床試験を現在実施中。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る