【銘柄フラッシュ】エムアップなど「LINE」関連株が高く大林組も動意

銘柄

 2日は、日経平均が後場一段高となり、一時399円05銭高(1万9433円89銭)まで上昇。朝方は株価指数先物に再び海外資金が流入とされ、午後は上海株式総合指数が2008年3月以来7年ぶりの高値に進んだと伝えられた。日経平均などに連動運用する投資信託などからの均一な買いも増加したようで、特段材料の出なかった大林組<1802>(東1)は2.6%高、帝人<3401>(東1)も2.8%高、資生堂<4911>(東1)は2.7%高、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は3.3%高など、全体相場にツレ高とみられる銘柄もあった。

 ウェザーニューズ<4825>(東1)はカムチャツカ半島近くのオホーツク海でロシアの大型漁船が流氷と衝突して沈没と伝えられ2.3%高と反発し、神戸物産<3038>(東1)は養鶏場を譲り受けたとの発表が好感されて7.6%高。ジーンテクノサイエンス<4584>(東マ)は前引け後に国立がんセンターと共同で特許を出願と伝えられ2.4%高。フライトホールディングス<3753>(東マ)は日本郵政が行政機関の重要書類の送付をネット上で完結できる「電子私書箱」の検討を始めたとの大手紙電子版報道が材料視されたようで12.7%高の急反発。大塚家具<8186>(JQS)は2.4%安となり反落。

 「LINE」が株式上場を再申請と伝えられ、「LINEスタンプ」などで協業するエムアップ<3661>(東1)が20.3%ストップ高となり、広告関連代理店契約のあるアドウェイズ<2489>(東マ)も15.5%ストップ高、メディア工房<3815>(東マ)は15.8%高、LINEマンガのメディアドゥ<3678>(東マ)は8.4%高、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る