Eストアーが17%高、国内で唯一、日本郵便とヤマト運輸の2社利用が可能に

株式市場 銘柄

■ネットショッピング「EC自宅外受け取り」、20日から全国2万6500ヵ所以上で開始

Eストアー<4304>(JQS)は2月21日、再び出直りを強め、一時17%高の844円(117円高)まで上げて出来高も増勢となっている。20日の取引終了後、ヤマトホールディングス<9064>(東1)のヤマト運輸の「EC自宅外受け取り」の採用などを発表し、注目されている。

 ネットショッピング向けのITシステム開発などを行い、日本で初めて「ショッピングカート」を導入したことで有名。ヤマト運輸の「EC自宅外受け取り」の採用により、Eストアーの通販システム「ショップサーブ」を導入するネットショップでは、2月20日から、商品購入時に全国2万6500ヵ所以上のヤマト運輸の営業所やコンビニエンスストア、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を受け取り場所として指定できるようになった。

 また、同日から、日本郵政<6178>(東1)日本郵便のコンビニ・郵便窓口受取サービスの利用も開始した。これにより、ショッピングカートASPとしては、「ショップサーブ」が国内で唯一、両社の宅外配達・受け取り機能を利用できることになった。高付加価値化、差別化が一段と進むため注目されている。(HC)

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