【株式市場】インドがパキスタンを空爆と伝わり日経平均など安いがマザーズ指数は7連騰

株式

◆日経平均は2万1449円39銭(78円84銭安)、TOPIXは1617.20ポイント(3.67ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億7847万株

チャート10

 2月26日(火)後場の東京株式市場は、日経平均が一段軟調の80円安で始まった。昼にインドがパキスタンを空爆したと伝えられ様子見姿勢が広がった模様。スズキ<7269>(東1)は瞬間安にとどまったが、ファーストリテイリング<9983>(東1)は一段軟化したあとも時間とともに軟調。日経平均は13時前に122円39銭安(2万1405円84銭)まで下げた。大引けも78円安となり前日比で反落した。東証2部指数は8日ぶりに反落し、日経JASDAQ平均は7日ぶりに反落。一方、東証マザーズ指数は高く7日続伸。

 後場は、13時の業績・配当予想の増額を発表した住友電設<1949>(東1)が大きく動意づいて堅調転換し、ストリーム<3071>(東2)は家電ネット通販の「楽天市場店」が楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2018受賞などによる拡大が言われて18年12月初以来の100円台復帰。リアルワールド<3691>(東マ)は1500名のクリエイター・カメラマンを持つ動画受託制作などのプロ企業との提携が注目されてストップ高。Eストアー<4304>(JQS)は同社が提供するネット通販向けソリューションを使うとヤマト運輸、日本郵便の2大手の「EC自宅外受け取り」を活用可能になったとの発表などが言われて尻上がり。

 26日新規上場のリックソフト<4429>(東マ)は、公開価格4000円。前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、大引けは公開価格4000円の2.3倍の9200円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は10億7847万株(前引けは5億3156万株)、売買代金は1兆8969億円(同9170億円)。1部上場2129銘柄のうち、値上がり銘柄数は768(同703)銘柄、値下がり銘柄数は1250(同1319)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、医薬品、電力・ガス、陸運、倉庫・運輸、金属製品、パルプ・紙、輸送用機器、サービス、などとなった。(HC)

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