サンコーテクノが急伸、オリンピックまで500日となり建設需要などへの期待再燃

株式市場 銘柄

■アルコール検知器の開発・製造も手掛け「問い合わせが増加」

サンコーテクノ<3435>(東2)は3月13日の後場、8%高の1132円(86円高)で始まり、約半月ぶりに戻り高値を更新している。コンクリートに使える特殊ボルトや耐震対策器具などの専業大手で、東京オリンピック・パラリンピック関連銘柄のひとつ。12日がオリンピック開幕まで500日だったことなどを受け、改めて注目が再燃したとの見方が出ている。

 業績は好調で、2月に今3月期の連結業績見通しを増額修正した。また、同社はアルコール検知器の開発・製造も手掛けており、現在、アルコール検知器協議会の事務局を担当している。このところ、旅客機や客船での「飲酒運転」が伝えられ、監督官庁による対策の報道もあり、こうした面から連想買いが流入したとの見方も出ている。「事務局や当社への問い合わせが増えている」(同社)という。(HC)

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