キャリアリンクは2月期連結業績予想の利益を増額修正し、営業利益は39.4%引き上げる

株式市場 銘柄

■キャッシュレス決済関連案件での採用予定要員を削減

 キャリアリンク<6070>(東1)は8日、19年2月期連結業績の修正を発表した。

 2月期連結業績見通しは前回予想(10月5日)に対して、売上高を4億17百万円減額して前回予想比2.2%減の186億24百万円(前期比11.0%増)、営業利益を53百万円増額して同39.4%増の1億87百万円(同66.1%減)、経常利益を52百万円増額して同21.9%増の2億90百万円(同52.3%減)、純利益を26百万円増額して同18.4%増の1億70百万円(同58.9%減)とし、減益率が縮小する見通しとなった。

 発表によると、売上高は18年10月に新規受注したキャッシュレス決済関連案件のスムーズな立上げに注力したことなどにより、BPO及びCRM関連事業部門の受注活動が計画通り推進できなかったことなどから、 前回予想を下回る見込みとなった。また、利益面では、キャッシュレス決済関連案件の業務処理担当に社内各部門から既存社員を異動させたことで、同案件での社員採用費、人件費及びスタッフ募集費等が抑制でき、増額修正の見込みとなった。

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