【株式市場】日経平均は後場調整色を強め反落するがバイオ材料株などは活況高

株式

◆日経平均は2万2090円12銭(187円85銭安)、TOPIXは1614.97ポイント(15.71ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億8826万株

チャート14

 4月18日(木)後場の東京株式市場は、キヤノン<7751>(東1)が業績下方修正の観測報道などを受けて一段軟調になり、日本製鉄<5401>(東1)も一段軟調となるなどで、日経平均は前引けより70円ほど安く始まった。自動車株は堅調など、業種・銘柄はあったが、不動産株は3月のマンション契約率が1年ぶりに節目の70%を上回ったとの報道にもかかわらず軟調など、今一つ重い銘柄があり、日経平均は14時過ぎに下げ幅200円台となり、大引けも安く反落した。前引けは小高かった東証2部指数も安くなり、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、セレクトショップなどのTOKYOBASE<3415>(東1)が好業績への評価再燃とされて再騰し2日ぶりに高値を更新。サンバイオ<4592>(東マ)は米国での発表が注目されて2日連続ストップ高となり、連想が働きキャンバス<4575>(東マ)も再び急伸。オリコン<4800>(JQS)は業績見通しの増額が注目されて活況高。

 東証1部の出来高概算は11億8826万株(前引けは6億347万株)、売買代金は2兆2288億円(同1兆9679億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は192(同326)銘柄、値下がり銘柄数は1907(同1726)銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がりした業種は、輸送用機器、ゴム製品、鉱業、のみだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る