アールシーコアの20年3月期は前期の減収大幅減益から一転、53.3%増収で黒字転換を見込む

■「感性マーケティング」が奏功し、「BESSブランド」が確実に浸透

 アールシーコア<7837>(JQS)の20年3月期は、前期の減収大幅減益から一転、53.3%増収で黒字転換を見込む。

 一昨年に発生したカナダの山火事・水害等に起因する原木供給の極端な減少や、米国や中国の旺盛な木材需要の影響で、カントリーログに必要な大口径の良材確保の難航による納期遅延が発生したことが影響した。

 その結果、前期19年3月期連結業績は、売上高123億97百万円(前年同期比8.0%減)、営業利益△6億35百万円、経常利益△6億80百万円、純利益△5億41百万円と減収減益で赤字転落となった。

 しかし、配当に関しては2円増配の50円(第2四半期末25円、期末25円)を実施する。

 今期20年3月期については、堅調な集客状況などから、これまで手掛けてきた「感性マーケティング」が奏功し、「BESSブランド」が確実に浸透してきているという手応えを感じていることから、売上高190億円(前期比53.3%増)、営業利益3億30百万円、経常利益2億80百万円、純利益2億円と大幅増収増益で黒字転換を見込んでいる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る