トップカルチャーは19年10月期連結業績予想の上方修正を好感して急伸

株式市場 銘柄

 「蔦屋書店」「TSUTAYA」を展開するトップカルチャー<7640>(東1)は29日、60円高(17.8円高)の397円まで上げて急伸し、3月7日につけた年初来高値(357円)を更新している。東証1部の値上がり率ランキングは第1位。本日(5月29日・13時過ぎ)発表の19年10月期業績予想の上方修正を好感している。

 発表の19年10月期連結業績予想は、営業利益が2億6400万円から5億9000万円(前期は11億3200万円の赤字)、当期純利益が4800万円から3億2800万円(前期は13億8400万円の赤字)と上方修正。

 主軸の蔦屋書店事業は、主力商品の書籍と特撰雑貨・文具の売上高が好調で、売上高はほぼ当初計画通りの見通し。利益面は、粗利の改善や販促の見直し、セルフPOS導入等店舗運営効率化による販管費の改善を着実に進め、営業利益、経常利益と当期純利益とも前回予想を上回る見通しとなった。

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