【株式市場】株価指数連動型の投資も強まる印象になり日経平均は3日続伸

株式

◆日経平均は2万1204円28銭(69円86銭高)、TOPIXは1561.32ポイント(8.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で10億237万株

チャート13

 6月11日(火)後場の東京株式市場は、安川電機<6506>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)が取引開始後に一段と強含み、日経平均型の投資も強まる印象になった。日経平均は前引けとほぼ同水準の72円高で始まり、ほどなく前場の高値を上回り92円76銭高(2万1227円18銭)まで上げた。その後も2万1200円をはさんで堅調に推移し、大引けは3日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも高い。

 後場は、シャープ<6753>(東1)が一段高となり、銀行団に向けて発行していた優先株の残存分の取得と消却を11時30分に発表したことが好感されて出来高も増加。綿半HD<3199>(東1)は月次動向などが材料視されて11時過ぎから一段高となり年初来の高値。リボミック<4591>(東マ)は投資ファンドの保拡大や骨の形成・代謝に関する特許出願への評価が再燃とされて後場一段高となりストップ高。

 東証1部の出来高概算は少な目で10億237万株(前引けは4億6597万株)、売買代金は1兆6720億円(同7600億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1368(同1286)銘柄、値下がり銘柄数は676(同747)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、証券・商品先物、銀行、パルプ・紙、鉄鋼、海運、ガラス・土石、電気機器、非鉄金属、機械、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る