【株式市場】好業績株や材料株など強く日経平均は3営業日ぶりに小反発

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9908円68銭(3円22銭高)、TOPIXは1590.82ポイント(4.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億3332万株

チャート5 14日後場の東京株式市場は、引き続き円高基調のため日経平均採用銘柄の足並みがそろわず、トヨタ自動車<7203>(東1)は高いがファナック<6954>(東1)は安いまま推移し、日経平均は弱含みを続け、大引けにかけてチョコンと前日比プラスに浮上した程度となった。3営業日ぶりに小反発。JPX日経400と日経JASDAQ平均も終盤に堅調転換した。一方、TOPIXと東証マザーズ指数は安定的に高かった。

 円高を好感して日本製紙<3863>(東1)などが高く、松屋<8237>(東1)やトレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は好決算や株式分割を好感して上げ、ITBook<3742>(東マ)は企業のマイナンバー対応が遅れ気味とされたため繁忙化の期待などから急伸。オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)クルーズ<2138>(JQS)など、バイオ株やゲーム株の一角も動意が活発。

 東証1部の出来高概算は17億3332万株(前引けは8億6271万株)、売買代金は2兆111億円(同9861億円)。1部上場1880銘柄のうち、値上がり銘柄数は1279(同1204)銘柄、値下がり銘柄数は475(同513)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は22業種(前引けは21業種)となり、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、水産・農林、電力・ガス、鉄鋼、石油・石炭、海運、非鉄金属、繊維製品、などとなった。

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