ユーザーローカルが昨年来の高値、AI自動応答システムでの業務効率化が注目される

株式市場 銘柄

■窓口への問い合わせ件数が導入から2ヶ月で20%減る効果が

ユーザーローカル<3984>(東マ)は7月3日、一段高となり、10時30分にかけて14%高の4780円(605円高)まで上げて昨年来の高値を更新。2017年6月以来の水準を回復した。7月2日付で、同社のAI自動応答システムを導入した企業のサポート窓口への問い合わせ件数が2ヶ月で20%減少したと発表。注目されている。

 人工知能(AI)を活用した自動応答システムであるサポートチャットボットを、株式会社ブックウォーカー(東京都千代田区)の総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」へ2019年4月に提供開始し、2ヶ月で、「BOOK☆WALKER」のお客様サポート窓口への問い合わせ件数が20%減少し、業務の効率化と業務品質の改善に貢献しているとした。

 利用者からの「利用可能な支払い方法は?」「予約購入の方法は?」といった質問に対し、AIチャットボットは24時間いつでも回答が可能なため、利用者が困ったことがあったときに、いつでもすぐに回答が得られるようになったという。(HC)

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