日本アンテナは後場一段高、「5G」市場への展開に期待が再燃

■収益見通しは慎重だが「第2回5G/IoT通信展」への出展など材料視

日本アンテナ<6930>(JQS)は7月16日、時間とともに上げ幅を広げ、後場は一段高の13%高は1140円(131円高)で始まった。JQ市場の値がり率ランキング1位。「第2回5G/IoT通信展」(2019年7月17日~19日、東京ビッグサイト・青海展示棟:ブースNo17-19)に出展することを同社ホームページに掲示しており、「5G」(第5世代移動通信)関連株としての注目が再燃したとの見方が出ている。

 業績動向は17年3月期を底に回復傾向が続く見通しで、連結売上高は19年3月期に16.3%増加し、今期・20年3月期は3.6%の増加を予想する。営業利益は前期に7.8倍の大幅増益となり、今期は、「5G」(第5世代移動通信)関連市場の動向について「当社グループが販売する製品カテゴリや収益に貢献する時期等につきましては未定」(前3月期決算短信より)として43%減を想定する。第1四半期の決算発表は8月1日を予定する。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る