ハウスドゥが年初来の高値、金融庁に関する報道を受け注目再燃の見方

■「ハウス・リースバック」や「リバースモーゲージ」への追い風を期待

ハウスドゥ<3457>(東1)は9月26日、11時にかけて8%高の1775円(132円高)まで上げ、年初来の高値を更新。2018年10月以来の1700円台に進んだ。自宅などの不動産を有効活用する資金調達法の「ハウス・リースバック」や「リバースモーゲージ」関連業務を展開し、金融庁が10月に個人資産形成の議論を再開と伝えられたことなどが材料視されたとの見方が出ている。

 「金融庁は25日の金融審議会で、老後に2000万円が必要とした報告書を(中略)答申しないまま、国民の資産形成に向けた議論を再開することを決めた」(日本経済新聞9月26日付朝刊より)と伝えられた。

 「ハウス・リースバック」や「リバースモーゲージ」は、資産形成よりも資産取り崩しになるとの見方があるが、「老後」を論点とする場合には、日本の社会構造の変化に合致する新たな資産運用法として、もっと注目されるべきだとの指摘もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る