【業績でみる株価】エヌ・シー・エヌは上値試す、20年3月期増収増益予想

 エヌ・シー・エヌ<7057>(JQ)は、独自開発の木造建築システム「SE構法」を提供している。20年3月期増収増益予想である。株価は6月の高値から反落してIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して上値を試す可能性もありそうだ。

■木造建築システム「SE構法」を提供

 19年3月JASDAQに新規上場した。独自開発の耐震性の高い木造建築システム「SE構法」を、工務店中心の登録施工店ネットワークを通じて提供している。子会社MAKE HOUSEは住宅業界向けBIMソリューションを開発している。木造住宅向けの構造計算料や建築部材販売が収益柱である。

 中期成長に向けて、ブランド展開として高級住宅「重量木骨の家」やMUJI HOUSE「無印良品の家」の知名度向上、および大規模木造住宅(非住宅)分野への展開を推進している。

■20年3月期増収増益予想

 20年3月期連結業績予想は売上高が19年3月期比6.4%増の69億35百万円、営業利益が9.3%増の2億85百万円、経常利益が10.5%増の3億49百万円、純利益が7.8%増の2億61百万円としている。住宅分野、大規模木造住宅(非住宅)分野とも伸長して増収増益予想である。収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は6月の高値1772円から反落してIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して上値を試す可能性もありそうだ。7月16日の終値は1416円、時価総額は約45億円である。

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