【新規上場(IPO)銘柄】ピアズは8月14日に第3四半期決算を発表、公開価格を下回り底値固めへ

株式市場 IPO 鐘

 ピアズ<7066>(東マ)は、本年6月20日に東京証券取引所マザーズに上場。同社は「“無意味な常識”に囚われず、“意味のある非常識”を追及し、価値ある社会活動を行う」という企業理念のもと、ケータイ業界の「かかりつけのお医者さん」として、徹底した現場主義と業界に特化したコンサルティングノウハウ、IT技術を生かして、通信キャリアから販売代理店、ケータイショップの様々な課題をワンストップで解決している。
 徹底した現場主義とIT黎明期からの長年の経験により、業界に特化したコンサルティングノウハウを活かし、IT技術を活かして通信キャリアから販売代理店、ケータイショップの様々な課題を解決。 コンサルティングサービス、ITソリューションサービス、人材ソリューションサービスの3基軸で、販売から研修、コンサルティングまで幅広く事業を展開。 今後は、大きな変遷の過渡期であるIT業界において、既存事業への継続投資と新規事業開発と新規顧客開拓への投資でさらに成長を加速させる方針だ。

 今2019年9月期第2四半期業績実績は、売上高14億5600万円、営業利益3億3700万円、経常利益3億3400万円、純利益2億1700万円に着地。

 今19年9月期業績予想は、売上高26億8400円(前期比34.6%増)、営業利益5億0500万円(同24.2%増)、経常利益5億0300万円(同21.7%増)、純利益3億2600万円(同22.7%増)を見込む。年間配当は、無配継続を予定している。

 株価は、上場初日の6月20日につけた高値6500円から7月26日に上場来安値3315円と下落し、公開価格の3620円を下回ったことから、換金売りは一巡した感がある。来20年9月期2ケタの増益が観測されており、8月14日に予定される今9月期第3四半期決算が、計画通り順調に推移していれば、リバウンド相場が期待される。ここから公開価格割れの水準で底値を固めるか注目したい。(株式評論家・信濃川)

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