【銘柄フラッシュ】ジェクシードが思わせぶりな上げ方となりウインテストは中国資本が材料視されて高い

株式市場 銘柄

 8月1日は、配管工事などのヤマト<1967>(東1)がストップ高の100円高(17.7%高、666円)となり、東証1部の値上がり率トップ。31日に発表した第1四半期決算の大幅増益が注目されて一気に年初来の高値を更新。

 中国塗料<4617>(東1)は昨日午後の急落をそっくり取り返すような急反発となり14.8%高。昨日13時半に発表した第1四半期連結決算は営業・経常・純利益とも前年同期比で黒字化したが、受け止め方には濃淡があったようで売り先行となったが、一夜明けると見直し買いが優勢。

 ウインテスト<6721>(東2)は26.2%高となり、31日付で中国の武漢精測電子集団(湖北省武漢市)を割当先とする増資を発表したことなどが材料視されて一段高。180円台は2018年2月以来。

 ホープ<6195>(東マ)は8.5%高となり、3日ぶりに2016年以来の高値を更新。自治体に特化したサービスを展開し、行政マガジン「ジチタイワークス」に内閣官房が推進する「EBPM」を特集して6月28日に発刊、全国1788自治体(都道府県、市区町村)へ無料配布と発表済みのため政治資金銘柄といった憶測があるようで二段上げ相場が本格化の様子。ユーザーローカル<3984>(東マ)は8.0%高となり、6月決算発表を8月8日に予定し、各利益とも最高を更新の見込み。6月末に株式2分割を実施し、新たな投資家層の流入再燃の期待とか。

 santec<6777>(JQS)は11.2%高となり、31日に発表した第1四半期決算の大幅増益が注目されて戻り高値を更新。ジェクシード<3719>(JQS)は14時過ぎから急に動き出して次第高となり9.2%高。16時過ぎに第2四半期累計期間の業績予想の修正を発表した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る