【銘柄フラッシュ】昭和化学が急伸しノーリツ鋼機はバイオ事業でストップ高

銘柄

 28日は、3月期末配当の権利付最終日(買い付け期限)になり、NTTドコモ<9437>(東1)がこのところの回復相場で高値に進み、流通性が厚く業績面も手堅くて配当利回りがソコソコ見込める銘柄とされて2.5%高。日本郵船<9101>(東1)は配当利回りが半期で2.5%近いとされて2.3%高。

 ノーリツ鋼機<7744>(東1)は母体血による胎児遺伝子検査技術企業の株式取得などが好感されてストップ高の17.2%高。サイバーリンクス<3683>(東1)は「フィンテック」(金融IT)と同様に「リテールテック」(小売り業のIT化)に貢献とされて大きく戻り高値を更新し15.7%高。ペプチドリーム<4587>(東1)は旭化成ファーマとの提携などが好感されて急伸し11.9%高。JPホールディングス<2748>(東1)は経済対策への期待やその中に保育・育児関連政策の拡充などが盛り込まれる期待などが強まり戻り高値の6.2%高。

 パイプドホールディングス<3919>(東1)はグループ会社がジェイアール東日本企画(東京渋谷区)などと共同で新会社を設立することや選挙関連株の一面などがクローズアップされて戻り高値に進み9.2%高。昭和化学工業<4990>(東2)は引き続き業績予想の増額修正などが好感されて2日連続ストップ高の20.7%高。

 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>(東マ)は2月決算好調との見方などで急伸16.0%高。インフォテリア<3853>(東マ)は米ソフト企業との提携など好感し13.8%高。

 フジタコーポレーション<3370>(JQS)アスラポート・ダイニング<3069>(東1)との資本業務提携や北海道新幹線の開業効果などが期待材料になり連日ストップ高の15.1%高。ルーデン・ホールディングス<1400>(JQG)は空きマンションなどの「民泊」転用の増加などが材料視され急伸11.7%高。アパマンショップホールディングス<8889>(JQS)も「民泊」関連事業の拡大期待などが言われて戻り高値の5.6%増となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る