エフティグループの第1四半期は、法人事業が好調で増収増益

 エフティ―グループ<2763>(JQS)の第1四半期は、法人事業が好調で増収増益となった。

 中小企業・個人事業主及び一般消費者を対象としてネットワークセキュリティ商品、情報通信インフラの整備、省エネルギーサービスの普及に努めた。また、ストック収益の拡大を第1方針に掲げ、顧客との契約後に継続的に収入が得られる自社サービスの企画開発販売に注力した。

 その結果、売上高117億42百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益22億06百万円(同34.7%増)、純利益12億80百万円(同13.5%増)となった。

 事業別の業績は、法人事業では、売上高は99億83百万円(同16.5%増)、セグメント利益(営業利益)17億70百万円(同26.9%増)と2ケタの増収増益と好調であった。

 ちなみに、法人事業では、選択と集中の観点から19年5月ASEAN地域の現地法人の保有株式80%をレカム株式会社に譲渡した。

 コンシュ―マ事業では、売上高は25億05百万円(同6.1%減)、セグメント利益(営業利益)3億90百万円(同13.0%増)と減収ながら増益となった。

 また、コンシューマ事業でも、19年4月東北地区で展開していたドコモショップ事業を譲渡している。

 業績は順調に拡大していることから、通期業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、20年3月期連結業績予想は、売上高480億円、営業利益60億円、純利益38億円を見込んでいる。

 

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