【小倉正男の経済コラム】お付き合いしたくない文在寅大統領の韓国

小倉正男の経済コラム

■唐辛子は数百万年前から朝鮮半島に自生していたという新説

 韓国といえば唐辛子だ。その唐辛子は、豊臣秀吉の軍が持っていったというのが定説である。韓国の文献にもいくつもそう書かれているというのだ。以前に韓国に行った時に韓国人からその事実を教えられた。

 最近の韓国としては、唐辛子が日本から渡来して土着して使われているというのは「土着倭寇」で気まずいのではないか、と思って調べてみた。

 唐辛子は、コロンブスが新大陸(南米)で発見した。日本にはポルトガルなどの宣教師が持ってきて、秀吉軍を経て韓国に伝来していった。これは歴史であり、誰が偉いという話ではない。

 ところがいまの韓国では、唐辛子は数百万年前、あるいは少なくとも数十万年前から朝鮮半島(韓国)に自生していたという新説が唱えられているというのである。
 笑ってはいけないが案の定というか、都合がよい話である。ついでに、だから韓国は優秀だという尾ひれがつくことになる。

 そのうち半導体もパソコンもケイタイなどもすべて韓国発生説が唱えられるのではないか。
 漢字もそうだが、孔子、曹操、孫文など――、すべての起源は韓国にあり、と大手新聞やテレビが堂々と報じたり、映画になったりするというのだから。

 漢字、いや失礼しました、「韓字」ですか?ハングルのことではない、「韓字」だというわけである。
 唐辛子の数百万年前から半島自生説ぐらいで驚いたり呆れたりしてはいけないのかもしれない。

■漢字や孔子のようにフッ化水素も国産化で頑張って

 「先に成長した国が、後について成長する国のハシゴを蹴飛ばしてはならない」
 文在寅大統領の演説は、ハシゴ=日本の技術を認めた点はよいのだが、ハシゴを蹴飛ばしたのは日本ではない。ハシゴを蹴飛ばしたのは、文在寅大統領その人ではなかったか。

 売られたケンカで被害者みたいなことを演説しているが、経過からみてケンカを仕掛けたのは本人である。

 高純度フッ化水素、レジスト、フッ化ポリイミドなどを国産化する、ロシアから輸入するのが決まったと放言していたが、もう諦めたのだろうか。漢字や孔子を生んだ国なのだから、高純度フッ化水素ぐらい諦めずに国産化で頑張ったらどうか。

 日本としたら、「コリアファティゲ」どころか、何はともあれお付き合いしたくないというのが本音に違いない。
 これではともあれどこでも韓国以外、中国や台湾とお付き合いしているほうが気分がよいということになる。

■五輪ボイコットまでチラつかせるとは・・・

 「このボールペンは国産だ」
 韓国のテレビ局のアナウンサーがそんな発言をしたというのだ。実に薄っぺらな愛国主義である。ペン先や芯などまで考えて発言しているのか。

 テレビ局スタジオのカメラなどはすべて日本製だというのだから、「このボールペンは国産だ」と発言しても恥をかくだけである。メディアもメディアである。日本のメディアもそう威張れるものではないが、次元に疑問符が付く。

 ともあれ韓国にはボールペンから唐辛子、高純度フッ化水素にいたるまで、すべて国産化で頑張ってほしい。自分で自分のハシゴ=技術を用意すれば、自分がハシゴを蹴飛ばしてもまたハシゴをかけられる。ハシゴの中身が問われるにしても、国産化、頑張ってである。

 韓国は五輪ボイコットまでチラつかせている。放射能が怖いので、食料品は韓国から直送するとかまで宣言している。
 そこまで言うのなら、どうか来てくれとお願いしているわけではない。五輪ボイコット、どうぞそうして――。むしろ来てくれないほうが気持ちはすっきりするのでないか。
 気持ちで語るのは避けたいが、あまりに酷い発言が多く、相手にしたくないと思うことになりかねない。

(小倉正男=「M&A資本主義」「トヨタとイトーヨーカ堂」(東洋経済新報社刊)、「日本の時短革命」「倒れない経営~クライシスマネジメントとは何か」(PHP研究所刊)など著書多数。東洋経済新報社で企業情報部長、金融証券部長、名古屋支社長などを経て経済ジャーナリスト。2012年から当「経済コラム」を担当)

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