【株式市場】豪雨復旧株などにぎわい日経平均は小幅高だが堅調で続伸

株式

◆日経平均は2万479円42銭(23円34銭高)、TOPIXは1490.35ポイント(0.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)9億5755万株

チャート4

 8月28日(水)後場の東京株式市場は、九州を中心とする豪雨を受けて仮設材のSRGタカミヤ<2445>(東1)がジリ高を続け、麻生フオームクリート<1730>(JQS)は値上がり率12%前後を保ったまま推移。材料株相場の様相を強めた。このため、日経平均は22円高で始まり、大引けまで60円幅の小動きを続け、小幅続伸。

 後場は、ベネフィットジャパン<3934>(東1)がまたもや急伸し、8月中旬の第1四半期決算を好感した急伸相場への評価が再燃とされ、神島化学工業<4026>(東2)は九州を中心とする豪雨が思惑材料とされて続伸。イノベーション<3970>(東マ)は第1四半期業績の高進ちょく率などをh投下する相場が再燃とされて一段高。平山HD<7781>(JQS)は28日付で宇都宮支店の移転を発表し「需要増加に伴い」などとしたため注目され13時過ぎからストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億5799万株(前引けは4億4817万株)、売買代金は1兆6160億円(同7642億円)。1部上場2151銘柄のうち、値上がり銘柄数は815(同813)銘柄、値下がり銘柄数は1220(同1212)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、不動産、電力・ガス、鉱業、情報・通信、化学、その他金融、陸運、証券・商品先物、繊維製品、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る