【株式市場】TOPIXは軟調だが材料株など強く日経平均は堅調反発

株式

◆日経平均は2万649円14銭(23円98銭高)、TOPIXは1506.81ポイント(3.98ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく9億11万株

チャート6

 9月4日(水)後場の東京株式市場は、円相場が引き続き強含み、日経平均は6円安で始まったが、寄与度が大きめの京セラ<6971>(東1)安川電機<6506>(東1)などが時間とともに強くなった。指数連動型の買いが入っている可能性が言われ、日経平均も次第に前場の高値を抜き、14時頃に69円19銭高(2万694円35銭)まで上げた。

 大引は、TOPIXや東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調だが日経平均は堅調で反発した。

 後場は、ラグビーワールドカップの9月20日開催が意識され、ハブ<3030>(東1)ライドオンエクスプレスHD<6082>(東1)などが一段と強含み、政府がマイナンバーカードの活用促進に向けてポイント付与を検討と伝わりITbookホールディングス<1447>(東マ)やジャパンシステム<9758>(JQS)がストップ高。ワークマン<7564>(JQS)は月次動向が好感されて活況高。

 東証1部の出来高概算は9億11万株(前引けは4億2985万株)、売買代金は1兆5931億円(同7410億円)。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は482(同557)銘柄、値下がり銘柄数は1587(同1485)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは5業種)が値上がりし、海運、その他製品、医薬品、精密機器、小売り、不動産、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る