ニトリHDが逆行高、第2四半期の各利益が予想を上回り注目再燃

■営業利益は556億円、従来予想は531億円

 ニトリホールディングス(ニトリHD)<9843>(東1)は10月3日、出直りを強め、取引開始後に1万6075円(715円高)まで上げ、9月下旬につけた年初来の高値(1万6390円)に接近。全体相場の大幅安に逆行高となっている。2日の取引開始後に第2四半期決算(2019年3~8月、累計)を発表し、第1四半期発表段階での予想を各利益とも上回ったため、注目が再燃している。

 3~8月累計の連結営業利益は前年同期比0.6%減の555.77億円となった。減益ではあったが、期初および第1四半期発表段階での予想は531億円だった。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.9%減の368.47億円だったが、従来予想の362億円を上回った。通期の予想は据え置いた。(HC)

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