USEN-NEXT・HDは今期予想など注目されて高い

■アルバイトアプリ「Baitry(バイトリー)」への出資も好感される

USEN-NEXT HOLDINGS(USEN-NEXT・HD)<9418>(東1)は10月11日、取引開始後に8%高の902円(68円高)まで上げ、8月26日来の900円台回復となった。10日の取引終了後、8月決算を発表し、9日にはアルバイトのマッチングアプリ「Baitry(バイトリー)」のスポットメイト株式会社(東京都品川区)への出資と業務提携を発表。材料視されている。

 2019年8月期の連結決算は、前期が12月から8月への決算期変更による8ヵ月決算だったため前期比較できないが、売上高は1757.69億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は60.69億円となった。

 今期・2020年8月期の連結業績見通しは、売上高が1970億円(前期比12.1%の増加)、営業利益は90.0億円(同9.2%の増加)、親会社株主に帰属する純利益は税務上の要因などにより33.0億円(同45.6%減)、1株利益は54円94銭。(HC)

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