ミューチュアルは第2四半期の業績予想を上方修正

株式市場 銘柄

■第3四半期以降に計画していた一部好採算の大口案件を前倒しで計上

 製薬・医薬・食品業界向け包装関連機械のミューチュアル<2773>(JQS)は1日、第2四半期の業績予想を上方修正した。

 上方修正の要因は、個別業績で、第3四半期以降に計画していた一部好採算の大口案件が前倒しで計上できたことに加え、当期受注、当期売上の短期案件が増加したことによる。また、利益面では、売上高総利益率が原価低減努力により改善したことなどによる。

 その結果、第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を2億59百万円上回る50億88百万円(前回予想比5.4%増)、営業利益は1億18百万円上回る4億51百万円(同35.5%増)、経常利益は1億17百万円上回る4億66百万円(同33.7%増)、純利益は1億09百万円上回る2億91百万円(同60.4%増)となる見込み。

 前年同期比では、売上高14.8%増、営業利益59.9%増、経常利益45.2%増、純利益89.0%増と2ケタ増収大幅増益を見込む。

 第2四半期は以上の様に、好調に推移しているが、通期については、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、今期20年3月期連結業績予想は、売上高114億20百万円(前期比3.2%増)、営業利益11億46百万円(同14.0%増)、経常利益11億68百万円(同12.9%増)、純利益6億45百万円(同9.5%増)と増収増益を見込む。

 株価に関しては、PBR0.67倍と低評価であることから、今回の上方修正を機に株価の見直しが予想される。

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