ヒーハイスト精工が後場ストップ高で売買成立、ホンダF1チーム躍進など材料視

■F1シリーズ第19戦「米国GP」決勝で3位と5位に入る

ヒーハイスト精工<6433>(JQS)は11月5日、朝から買い気配のままストップ高の450円(80円高)に貼りつき、後場、14時前になってストップ高で売買が成立した。その後は再び買い気配になっている。

 直動機器や超精密加工部品などを手掛け、ホンダ<7267>(東1)のF1(エフワン)レーシングカーに部品や技術を提供。米国時間の3日、自動車レースの最高峰であるF1シリーズ第19戦「米国グランプリ(GP)」決勝で「レッドブル・ホンダ」のマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3位、アレクサンダー・アルボン(タイ)が5位に入ったと伝わり。注目が再燃したとの見方が出ている。

 今3月期の連結業績見通しは、営業利益を1.78億円(前期比0.5%増)などとしているが、8月に発表した第1四半期決算の営業利益はこの見通し額の37%に迫る0.65億円を確保したため、進捗率の高さが注目された。第2四半期決算の発表は例年11月中旬に行っており、投資家にとっては業績面でも期待が大きいようだ。(HC)

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