任天堂が一段高、新ビデオゲーム機「Switch2」への期待強く上場来高値を更新

■同社株が属する「その他製品」は業種別指数の中で値上がり率トップに

 任天堂<7974>(東証プライム)は6月18日、一段高となり、午前10時過ぎには1万3040円(600円高)まで上げ、実質的な上場来の高値を更新、5日続伸基調となっている。6月5日に発売した新ビデオゲーム機「Nintendo Switch2」について、11日に「発売後4日間(6月5日~6月8日)の世界累計販売台数が350万台を突破した」と発表。株価は翌日から連騰となって上値を追っている。東証33業種別指数の中で、同社株が属する「その他製品」は値上がり率トップとなっている。

 11日の発表では、350万台は任天堂のゲーム専用機の発売後4日間の世界累計販売台数として過去最高になるとした。今期・25年3月期の世界販売予定台数は1500万台を計画と伝えられているが、株式市場では、これまでの抽選販売の動向などから、販売はこれを大幅に上回るとの予想が優勢の様子だ。6月2日には、みずほ証券が同社株の目標株価を従来比2200円高の1万4500円に引き上げたと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る