日清オイリオGが連日高値、自社株買いと第2四半期決算を好感

■営業利益は24%増加、2年ぶりの高値

日清オイリオグループ(日清オイリオG)<2602>(東1)は11月6日も一段高となり、午後の取引開始後は4100円(100円高)まで上げて2日連続の昨年来高値更新となっている。2017年9月以来、約2年ぶりに4000円台へと進んだ。11月1日、第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感されている。

 自社株買いは、普通株式1000千株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.92%)または取得総額3000百万円を上限に、2019年11月5日から20年3月31日まで実施。

 また、第2四半期累計の連結営業利益(2019年4~9月)は前年同期比23.7%増加して76.81億円となり、前回発表の3月通期予想額120億円の6割強を確保した。通期予想は全体に据え置き、売上高は3450億円(前期比0.6%増)、営業利益は120億円(同7.3%減)、会社株主に帰属する当期純利益は82億円(同9.3%減)、1株利益240円22銭。(HC)

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