インフォマートが戻り高値を更新、郵便料金の値上げを受け、請求書など郵送から切り替える動き拡大に乗る

■『BtoBプラットフォーム請求書』の利用企業数は110万社を突破

 インフォマート<2492>(東証プライム)は10月9日、4%高の348円(14円高)まで上げた後も340円台で売買され、小幅だが約2週間ぶりに戻り高値を更新して堅調に推移している。10月4日に「請求書クラウドサービス『BtoBプラットフォーム請求書』利用企業数110万社突破」と発表するなど、業績は好調。このところは、郵便料金の値上げ(10月1日実施)を受け、郵送していた請求書などを同社のクラウドサービスなどに切り替える動きが活発化するとの見方での注目も強まっている。

 「BtoBプラットフォーム 請求書」は、サービスの汎用性の高さから規模の大小を問わず、様々な業界・業態で多くの企業に活用されている。110万社は、日本国内にある企業数368万社のうち、約3分の1に相当することになる。PDFなどへ変換することなく、デジタルデータのままやり取りできる「データtoデータ方式」を採用しており、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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