AMBITIONの第1半期は増収ながら減益

■主力のプロパティマネジメント事業は増収大幅増益

 AMBITION<3300>(東マ)の第1半期は、増収ながら減益となった。

 第1四半期の取組は、コア事業であるプロパティマネジメント事業での管理戸数の増加を軸に、入居率の向上の維持を支える賃貸仲介事業との連携を図った。さらに、中古マンションの再販及び新築デザイナーズマンション販売に注力した。

 その結果、今期20年6月期第1四半期連結業績は、売上高69億06百万円(前年同期比9.3%増)、営業利益1億61百万円(同40.9%減)、経常利益1億23百万円(同45.8%減)、純利益37百万円(同70.8%減)となった。


 プロパティマネジメント事業は、主に住居用不動産の賃貸借(サブリース)を行っている。第1四半期は、管理戸数10,638戸(前年同期比1,007戸増加)となり、 入居率は95.9%であった。 その結果、売上高は35億51百万円(同7.0%増加)、セグメント利益(営業利益)3億09百万円(同47.9%増加)となった。

 賃貸仲介事業は、都内5拠点、神奈川県7拠点、埼玉県1拠点、千葉県1拠点の計14拠点を運営し、賃貸物件の仲介事業を行っている。第1四半期の売上高は1億03百万円(同44.5%減)、セグメント利益△75百万円(前年同期 △17百万円)であった。

 インベスト事業は、住居用不動産物件の売買及び一般顧客の不動産物件の売買仲介を行っている。 第1四半期は、110件(前年同期比27件増)の物件売却を行った。 その結果、売上高は31億24百万円(同12.6%増加)、セグメント利益3億08百万円(同25,2%減)となった。

 今通期連結業績予想は、売上高312億56百万円(前期比5.5%増)、営業利益16億47百万円(同3.3%増)、経常利益14億70百万円(同2.6%増)、純利益9億29百万円(同26.1%増)と最高益更新を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る