【銘柄フラッシュ】フィンテックグローバルなど急伸し好決算の綜合臨床HDも高い

銘柄フラッシュ

5日は、13時頃から国内でも1ドル120円台に入り7年ぶりの水準で円安進行となったが、前場高値に進んだトヨタ自動車<7203>(東1)が一進一退に転じて0.2%高など、円安を先取った形の銘柄は上値が重く、交代するように三菱重工業<7011>(東1)が2.2%高、日立製作所<6501>(東1)は0.3%高などと大引けにかけて上値を追った。

マーベラス<7844>(東1)が連日活況で新作ゲームへの期待が衰えず10.9%高と3日連続高値に進み、一正蒲鉾<2904>(東1)は3日付けで東証2部から同1部に昇格した後静かだったが高ROE(自己資本利益率)銘柄などで構成するJPX日経400に採用の期待などが言われて再び急伸し12.7%高。三井海洋開発<6269>(東1)は沖縄の沖合いに国内最大の熱水鉱床と伝えられて急動意となり6.4%高となり、東京計器<7721>(東1)は航海計器を連想とされて8.4%高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は昨日発表の第1四半期決算の営業、経常利益が前年同期の3倍になり15.3%高。トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は円相場の値動き拡大や活況がFX事業に追い風とされて38.0%ストップ高、ニッポン高度紙工業<3891>(JQS)は燃料電池関連株と位置づけられトヨタの燃料電池車が12月15日とされて連想強まり24.2%ストップ高、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)は10日に海外展開の説明会と伝えられ後場一段上げて18.1%ストップ高。フィンテック グローバル<8789>(東マ)はエネルギーアレンジメント事業や地域創生事業などに期待とされて27.7%高となり高値を連日更新。

東証1部の値上がり率1位は綜合臨床ホールディングス<2399>(東1)の17.4%高となり昨日発表の第1四半期決算を好感してストップ高、2位は日本海洋掘削<1606>(東1)の16.3%高となり沖縄の沖合いに国内災害の熱水鉱床と伝えられて大きく出直り、3位は中外炉工業<1964>(東1)の15.3%高となりいちよし証券が目標株価を350円に引き上げたとされて高値更新となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る