Sansanは「反社チェック機能」や大手証券の投資判断が注目され後場ストップ高

■首相主催の「桜を見る会」関連ニュースと合わせて材料視する動きも

Sansan(サンサン)<4443>(東マ)は11月27日の後場、一段と上げてストップ高の5300円(700円高)にほとんど貼りつくように売買されている。野村証券が投資評価を開始と伝えられたほか、10月に「反社チェック機能の開発」を発表しているため、首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していたと伝えられたことを受けて需要増加に期待する向きもある。

 10月30日付で、「Sansan、反社チェック機能の開発を発表」<リフィニティブ社とソリューションを共同開発へ>(同社HPニュース欄より)と発表している。「法人向けクラウド名刺管理サービス『Sansan』にオプション機能としてコンプライアンスチェック・反社チェック機能の実装開発を発表」「本日から問い合わせを受け付け、機能提供は2020年3月を予定」とし、「データ化された名刺情報の中の『会社名データ』と、リフィニティブ社のコンプライアンス関連データベースとを名寄せし、リスクのある企業を検出」するという。

 一方、野村証券は27日から目標株価6950円、投資判断「Buy」で投資評価を開始したと伝えられた。(HC)

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