【株式市場】中国の景気指標改善など受け日経平均は一時259円高

株式

◆日経平均は2万3551円88銭(257円97銭高)、TOPIXは1715.85ポイント(16.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億5148万株

チャート15

 12月2日(月)前場の東京株式市場は、30日に発表された中国の11月PMI(製造業購買担当者景気指数)が改善したとされ、自動車株や電子部品株、機械株などが高く始まり、日経平均も94円高と反発して始まったあと、一気に上げ幅を200円前後に広げた。前引け間際には259円94銭高(2万3553円85銭)。前引けも257円97銭高となった。

太陽誘電<6976>(東1)村田製作所<6981>(東1)などが高いほか、材料株人気も強く、阿波製紙<3896>(東1)はCNF(セルロースナノファイバー)を用いた自動車用部品の実用化への期待で2日連日ストップ高。ブティックス<9272>(東マ)は値動きが強く絶好の値幅狙い銘柄とされ7日続伸基調となり2日連続ストップ高。エスエルディー<3223>(JQS)は「ポケモンカフェ」新業態店舗の運営受託などが材料視されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は4億5148万株、売買代金は7933億円。1部上場2157銘柄のうち、値上がり銘柄数は1507銘柄、値下がり銘柄数は543銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、海運、パルプ・紙、その他製品、卸売り、電気機器、医薬品、水産・農林、などが高い。(HC)

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