【株式市場】好業績株など強いが日経平均は中盤から香港株の下げに連動するように軟化

株式

◆日経平均は2万462円11銭(90円20銭安)、TOPIXは1483.78ポイント(7.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6742万株

 5月22日(金)前場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東1)などの米国景気敏感株が高く始まった一方、みずほFG<8411>(東1)などの大手銀行株はほどなく軟調に転換。日経平均は62円81銭高(2万615円12銭)を上値に伸びきれなかった。香港の分裂行為を禁じる中国の新法案を受けて香港株が大きく下げ、日経平均も前引けにかけて軟化した。

日本カーバイド工業<4064>(東1)が病院の清算機向けに触れないタッチパネルとニコン経済新聞で伝えられ活況高。システムサポート<4396>(東1)は5月末を基準日とする株式分割が材料視され一段高。省電舎HD<1711>(東2)は特設注意銘柄解除などを受け。メディネット<2370>(東マ)国内初のES細胞移植の報道が材料視され2日連続ストップ高。タカチホ<8225>(JQS)は大幅減益決算だったがすでに予想を減額修正済みのため出尽くしとされ高い。

 東証1部の出来高概算は5億6742万株、売買代金は8966億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は672銘柄、値下がり銘柄数は1403銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種が値上がりし、空運、その他金融、情報・通信、、小売り、が高い。(HC)

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