バリューコマースは業績・配当予想の増額が好感され一段高

■12月期末配当の権利確定日(今年は26日)に向け買い増幅へ

バリューコマース<2491>(東1)は12月16日、取引開始後に9%高の2370円(194円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値を更新した。前週末取引日・13日の夕方、業績予想と配当予想の増額修正を発表し、注目されている。

 今12月期の期末配当については、1株あたり19円の見込みとし、従来予想の同14円を大幅に増額した。前年同期実績は同18円だった。12月期末配当の権利確定日(権利付き最終日)は、今年は12月26日。この日にかけて買いが盛り上がる可能性が強くなった。

 今12月期の連結営業利益は、従来予想を14.9%増額して50.0億円の見込み(前期比では33.2%の増加)とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同軸14.7%増額して33.5億円の見込み(同28.6%の増加)とした。増額後の予想1株利益は103円73銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る