パイプドHDが高値を更新、第3四半期大幅増益で通期V字急回復に現実味増す

■営業利益は前年同期の3.2倍になり進捗度など注目される

 パイプドHD<3919>(東1)は12月30日、一段高で始まり、取引開始後に13%高の2278円(260円高)まで上げて上場来の高値に進んだ。27日の取引終了後に第3四半期決算(2019年3~11月、累計)を発表し、連結営業利益が9.08億円(前年同期の3.2倍)となったことなどが注目されている。

 情報管理プラットフォーム「スパイラル」の提供などを行い、今期・2020年2月期の連結業績見通しは当初からV字急回復の見通しとし、通期の営業利益は12.0億円(前期の3.1倍)などとしていた。第3四半期の発表では、この通期予想を全体に据え置いたが、営業利益の進捗度は76%になり、通期のV字急回復、大幅増益に現実味が増したとの見方が出ている。(HC)

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