【株式市場】日経平均は後場寄り後に450円高まで上げ6日ぶりに反発し出来高20億株台

株式

◆日経平均は2万1344円08銭(201円12銭高)、TOPIXは1525.87ポイント(15.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し20億352万株

 3月2日(月)後場の東京株式市場は、前引けにかけての急反発を受け、日経平均は375円高で始まったあと450円15銭高(2万1593円11銭)まで上げた。この過程で、北朝鮮が飛翔体2発発射と伝えられ、防衛関連株が一時上昇。日経平均は一進一退に転じ、トヨタ自動車<7203>(東1)なども上げ幅を縮めた。大引けの日経平均は上げ幅200円を保ち、6日ぶりに反発した。東証マザーズ指数など、主な株価指数はそろって高い。

 後場は、安永<7271>(東1)が一段高で始まった後ストップ高に達し、トヨタグループが中国で環境対応車の新工場と伝えられたことなどが言われて急伸。KeePer技研<6036>(東1)は13時に発表した月次動向が材料視されて一段高。インスペック<6656>(東2)ホロン<7748>(JQS)は米国の半導体製造関連株の動きなどが言われてストップ高。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は今6月期の業績拡大期待が再燃などとされて大きく反発。

 東証1部の出来高概算は2取引日続けて20億株台に乗り20億352万株(前引けは9億8326万株)、売買代金も拡大し3兆5220億円(同1兆6412億円)。1部上場2162銘柄のうち、値上がり銘柄数は1892(同1926)銘柄、値下がり銘柄数は240(同206)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、サービス、水産・農林、小売り、証券・商品先物、その他製品、電気機器、不動産、精密機器、食料品、などとなった。(HC)

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