インフォメーションクリエーティブの第2四半期、通期業績予想を上方修正

■第2四半期は当初の減益予想から一転、2ケタ増益となる見込み

インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は、第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表した。その結果、第2四半期は、当初の減益予想から一転、2ケタ増益となる見込み。

 上方修正の要因は、第2四半期の売上高は、ほぼ予想通り推移する見込みであるが、利益面は生産性の向上、諸経費の削減や一部販管費の発生が第3四半期以降にずれ込んだことに加え、投資有価証券売却益が計上されることから純利益は予想を大幅に上回る見込みとなったことを挙げている。

 その結果、20年9月期第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を13百万円上回る43億21百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は62百万円上回る3億63百万円(同14.5%増)、経常利益は65百万円上回る3億81百万円(同15.1%増)、純利益は2億32百万円上回り4億58百万円(同100.0%増)と当初予想の減益予想から一転、2ケタ増益となる見込み。

 通期連結業績予想については、売上高は87億87百万円(前期比5.2%増)、営業利益5億26百万円(同5.8%増)、経常利益5億75百万円(同4.5%増)と当初予想通りだが、純利益については前回予想を1億85百万円上回る5億85百万円(同55.6%増)となる見込み。

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