フェローテックHDが戻り高値に進む、中国での半導体シリコンウェハ再生事業推進投資など注目される

■国内では子会社再編を行い「攻守両面で積極姿勢」の声が

フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(JQS)は4月17日の後場、7%高に迫る629円(39円高)で始まり、3月中旬を下値とする回復相場で高値を更新している。

 4月15日の取引終了後、持株傘下の事業会社の一部再編と中国での半導体シリコンウェーハ再生サービス事業における設備投資を発表。市場関係者の中には、「攻守両面で積極姿勢がうかがえる」として注目を強める様子がある。

 事業会社の再編は、2020年7月1日付で、フェローテックマテリアルテクノロジーズを存続会社とし、フェローテックを消滅会社とする吸収合併を行なう。

 また、中国での設備投資は、19年に設立した半導体シリコンウェーハ再生事業の新合弁会社「安徽富楽徳長江半導体材料股份有限公司」(以下、「FTASM」)に、第1期設備投資として約5億人民元(日本円換算で76.5億円:1人民元15.3円で概算)を実施する。

 設備投資の内容は、再生ウェーハ工場建屋、内装(クリーンルーム含む)、専用装置(研磨、洗浄、検査、測定各装置)などで、竣工は20年9月を予定。その後、試作、顧客認証などを経て21年4月に量産開始の予定。

 第1期のラインとして月産65千枚の再生ウェーハ(300mm)生産ラインの体制を構築。その後、段階的に生産枚数を拡大し、最終的に月産200千枚の生産体制を構築する予定だ。(HC)

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