ジェクシードとソフトフロントHDが出直る、セキュアで高品質なテレビ電話会議ソリューションを共同展開

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■テレワークでセキュリティ脆弱性など課題になり安心安全な環境を提供

ジェクシード<3719>(JQS)ソフトフロントホールディングス(ソフトフロントHD)<2321>(JQG)は4月20日の夕方、テレビ電話会議ソリューションである「HelloMeetingNext」と「LivyTalk Pro」の販売開始を発表した。

 21日前場の株価は、ジェクシードが133円(11円高)まで上げる場面があり、ソフトフロントHDは同じく149円(8円高)まで上げる場面があった。

 ジェクシードとソフトフロントHDの事業子会社ソフトフロントジャパンが3月25日に締結した販売代理店契約における取扱製品として、テレビ電話会議ソリューションである「HelloMeetingNext」と「LivyTalk Pro」を追加することで4月20日合意した。

 昨今、企業や教育、医療の現場においては、テレワーク環境の整備が喫緊の課題となっている。一方で、インターネットを利用したWEB会議アプリケーションにおけるセキュリティ上の脆弱性やインターネット回線の輻輳によるオンライン会議の品質の低下などの様々な問題により、業務の継続やサービスの提供に支障を来たす事態が発生している。

 ジェクシードでは、ソフトフロントグループの提供する「HelloMeetingNext」と「LivyTalkPro」を組み合わせ、NTT東日本/NTT西日本の提供する「ひかり電話網」を利用したシステム構成によって、セキュアかつ高品質なテレビ電話会議を提供できることに着目し、ソフトフロントの販売代理店としての取り扱い製品を拡大するとともに、既に販売を行っているセキュアなコラボレーションソリューションである「Box」と組み合わせ、安心安全なテレワーク環境を短期間で導入する支援を行っていく。

 また、ソフトフロントが提供する自然会話AIプラットフォーム「commubo」を活用した電話応対を自動化するソリューション「GX_VCRPAI」により、テレワークの実施時間帯のみでなく、夜間や休日などオフィスが無人となる時間帯においてAIオペレータが電話の取次ぎを行うサービスを拡張し、提供を開始した。

 両社は、20年11月に締結した業務提携により、相互が有する製品、技術力及びノウハウを活用し、両社のシナジーを最大化し他社と差別化した企業向けソリューションを開発し、深刻化する人手不足の解決を支援する。(HC)

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