マーチャント・バンカーズが京都の伝統工芸品などもNFT化し世界のコレクターに紹介・販売

■京都の株式会社くろちくと業務提携、ネット販売などでも相互に協力

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は11月29日付で、京都の伝統工芸品や和雑貨の制作販売を行う株式会社くろちく(京都市中京区、黒竹哲也代表取締役社長)と、NFT並びにネット販売に関する業務提携について合意した。同日夕方発表した。

■ジャパニーズキャラクター中心に「NFTバンカーズ」を本格的に世界マーケット展開

 くろちくが企画制作する京都の伝統工芸品や和雑貨品についてNFT化し、「NFTバンカーズ」で、お宝ぐっずとして全世界のこれくたーに紹介し、販売していく。

 マーチャント・バンカーズは、11月15日付「『NFTバンカーズ』コンテンツ強化に関する取組みのお知らせ」で発表したとおり、子会社MBKブロックチェーン株式会社が運営する「NFTバンカーズ」で、ジャパニーズキャラクターを中心に、魅力的なコンテンツを取り揃え、NFTを本格的に世界マーケットに展開し、同社グループの新しい収益の柱として、売り上げを強化して行く計画を進めている。

 一方、くろちくは、1974年に京都で創業し、以来47年、「日本の伝統を継承する」事を企業理念に、1200年にわたり日本の伝統文化の中心を担う、京都に根差した伝統工芸品や和雑貨品を制作・販売してきた。量産品だけでなく、1点物の木目込人形・屏風など、NFT化に適した「お宝グッズ」の制作・販売にも注力している。

 また、京都市内直営7店舗での販売と卸売販売に加え、近年、「京都くろちく楽天ショップ」を開設し、インターネット販売にも力を入れており、これらの事業に関して、業務提携することにつき、合意した。

 さらに、くろちくの運営する「京都くろちく楽天ショップ」と、マーチャント・バンカーズの子会社・株式会社ケンテンで運営するショッピングサイト「KENTEN×lafan」との相互のバナー広告など、販売協力を行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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